海老名市と県の教育委員会が5月13日、同市立小・中学校でのフルインクールシブ教育実現に向けた推進会議をえびなこどもセンターで開いた。

両教委は障害の有無や国籍に関わらず、全ての子どもが同じ場所でともに学ぶ「インクルーシブ教育」の推進に向け、連携協定を今年3月に締結している。

推進会議は締結後、初めての会合で同市の伊藤文康教育長と県の花田忠雄教育長のほか、両教育委の幹部らが出席。非公開で実施し、今年度の取り組みや有識者を交え、課題の整理や検討を担う調査研究部会の設置などを議論したという。

インクルーシブ教育の実現には「一緒に考えることが必要」として、6月15日と16日、23日の3日間にわたり、保護者や市民を対象とした「対話の場」を開く。時間は各日午前10時〜11時30分、午後2時〜3時30分。会場は市内6カ所(中新田・国分・大谷・社家・上今泉・柏ヶ谷)のコミュニティセンター。定員各30人(申し込制)。

(問)市教育支援センター【電話】046・234・8764