市内の女性経営者らで組織する平塚商工会議所女性会(井出佳代子会長)が、市内の中学校に集会用テントを寄贈した。会員らが5月21日に平塚市役所を訪問し、落合克宏市長に目録を手渡した。

同会では、近年の異常気象に伴い、子どもたちが安心して屋外で授業や活動ができるよう、4年前から市内の学校にテントを寄贈する活動を行っている。今年はペットボトルキャップの回収が特に多かった太洋中、神田中、旭陵中の3校に1張りずつ贈呈。購入費用には、会主催のチャリティーコンサートの収益金を充てているという。

落合市長は「子どもたちが外で活動するきっかけになる。貢献してもらいありがたい」と謝辞を述べ、井出会長は「学校はもちろん、災害時など地域のためにも活用してもらえたら」と話した。

同会は1981年に発足。現在88人の女性が商工業の振興や社会福祉活動を行う。