三浦半島の消防職員が救助技術などを競う「第38回三浦半島地区消防救助技術交換会」が5月8日、三浦消防署で開かれた。同署から2チームが「ロープブリッジ救出」に出場。全6チーム中、坪野竜也さん(30)、高山英一さん(32)、高橋優太さん(28)、平恭太郎さん(33)のチームが49・7秒で優勝した。

4人1組で2つの塔につなげられたロープを渡り、要救助者を救出、脱出するまでの安全・確実性と所要時間が評価される競技。普段ベイシア三浦店の駐車場から見られるこれら訓練の様子は、市民の馴染みの光景だ。

次は県消防学校(厚木市)で県大会が6月19日(水)に行われる。大会を前に調整を図るチームリーダーの高橋さんは「実災害で存分に力が発揮できるように、市民が安心できるように、好成績を狙いたい」と意気込んだ。