川崎市内で5月3日に開催された「全日本卓球選手権大会神奈川県予選会」で、海老名市の今福瀧司さん(門沢橋小6年)が「ホープス男子」(小学6年生以下)で優勝した。同じカテゴリーに出場した弟の櫂司さん(同5年)も準優勝に輝き、2人は7月に神戸市で開かれる全国大会の出場権を手にした。

小学校6年生以下のホープスの部には県内から33人が出場。リーグ戦による1次・2次予選と決勝リーグで全国出場の4枠を争った。

瀧司さんは「弟には去年の大会で負けているから勝ちたかった。優勝できてうれしい」、櫂司さんは「2位だったけど兄と全国大会に行けることになり嬉しい」と大会を振り返った。

2人は父の真司さん(42)と母の麻奈美さん(40)の勧めで、幼少の頃から卓球に触れていた。現在は自宅の練習場と、所属する岸田クラブで平日は約3時間、土日は卓球漬けの生活を送っている。

今大会では、「カブの部(小学4年以下)」で加藤史也さん(今泉小4年)、鈴木愛梨さん(綾南小3年岸田クラブ)、「バンビの部(小学2年以下)」で鈴木梨楓さん(綾南小1年)もそれぞれ入賞し、今福兄弟と同様に全国大会への出場を決めた。全国大会は7月26日から3日間、神戸総合運動公園内体育館で行われる。