青和学園(榎本泰行校長)の8年(中学2年)生が5月20日、21日に近隣の企業や店舗などで恒例の職場体験を行った。

今年は12人の生徒が6カ所に分かれてそれぞれ仕事を体験。青野原オートキャンプ場を選んだ3人の生徒は、スタッフから指導を受けて花壇の草むしりやトイレの清掃、受付業務などを実践。利用者を接客し、会計の手伝いや領収書の発行など、実際の業務を体験した。生徒は「将来は接客の仕事をやりたくて、いろいろな年齢の人が来るキャンプ場で職場体験したいと思った。しっかりできた」、「トイレ掃除が思ったよりキツかった。家や学校と違って数が多くてなかなか汚れが落ちなくて大変だった」と振り返った。キャンプ場を運営する同組合の永井幸一副組合長は、「いろいろと作業を手伝ってくれてとても助かった」と笑顔を見せた。

8年の担任を務める藤澤麗来教諭は「7年生の時に職場見学で働く人の話を聞いた上で職場体験に臨んだ。働くことの意味や意義を自分なりに見つけるきっかけになれば」と話した。