ウエインズトヨタ神奈川株式会社(横浜市中区)が6月4日、小田原市桑原の水田でめだか米の田植え体験を行った。

県内で唯一野生のメダカが生息している桑原・鬼柳地区で栽培されているめだか米。同社は2012年から地域貢献活動の一環として、めだか米の流通を手助けするために購入を始めた。2015年からは社員やその家族を中心に田植えや稲刈りの作業を開始し、収穫した米はこども食堂や福祉関係団体に寄付してきた。

当日はグループ社員とその家族ら約60人のほか、バスケットボール・Bリーグの横浜ビー・コルセアーズの主将・森井健太選手が昨年に続いて参加した。メダカの保全活動に取り組む「めだかサポーターの会」のサポートのもと、参加者は横一列に並び、泥だらけになりながら手作業で丁寧に苗を植えていた。森井選手は「祖父母が田んぼを持っていたので、小さい頃に田植えをした記憶がよみがえった」と話した。