①ギャップをつくる

まず、 「ギャップ」をつくることが、大事かなと思います。これにより、加点式で自分を見てもらえるようになります。

行政や企業と仕事をすることが多いのですが、あまりスーツなどのカッチリした服は着ません。また、どんなにお堅い仕事でも金髪で行きます。

「金髪なのにしっかりやってくれる」という評価に繋げることができます。

フリーランスだからこそ「説明」が大事

②きちんと説明する

次に、 「きちんと説明する」 ことも大事です。クリエイターが一体何をやっているのか、やったことのない人には伝わりません。映像編集やデザイナーの人には”あるある”かもしれませんが、やっていることの複雑さに反し「簡単な仕事」と思われることもあるんですよね。

僕は絶対にそう思われたくないので、作品をつくるにあたりどんなことをしないといけないのか、すべて説明します。そうすることで報酬に意味が出るし、やっていることが「簡単ではない」ことを理解してもらえます。
ときには、直接編集画面を見てもらうこともあります。

裏方が「分かってくれよ!」と思う気持ちも分かるんですが、自分から伝えないで察してくれるのを待つのは、やってはいけないこと。裏方が説明をサボってしまったら、自分の功績が消えてしまうと思うからです。

たとえば、以前ライブのオープニング映像をつくっていたことがあります。映像にはあまり関与していないタレントが先にSNSで公開したら、功績が表に出る人だけのものになってしまう。僕はそれは違うと思うので、許可を取って同時に自分も発表するようにしていました。

裏方仕事をしている人なら分かると思いますが、本当にえげつない作業量と時間で作品はできあがります。だからこそ、自分の功績を主張したほうがいいと思うのです。

フリーランスは、どうしても「弱い立場」になりがちです。

僕は、自分から「弱い立場」に行かないように気を付けています。