たとえば、打ち合わせ中に、上司のようなスタンスでマウントを取ってくる取引先がごく稀にいます。僕が年下かつフリーランス、しかも金髪なので、自分のほうが「立場的に上」としてそういう態度をとるのです。

でも、同じプロジェクトに関わって、一緒に仕事をしているという意味では、立場は対等なはず。こういうときは、この仕事がなくなってもいいという気持ちで仕事をします。下手に出てしまってはいけません。失礼なヤツに対しては、僕も失礼な態度で対応します。なぜなら、下に見られることは僕の負担が増えることに繋がるからです。

ナメられると、「これもよろしく」「あの修正も追加で」と必要以上に作業が増えてしまう。そうなってしまった場合は、「これ以上作業が増える場合は、追加予算が必要です」と伝えます。

我慢できるギリギリのラインで働きたくないじゃないですか。どうしても言いにくいときは、「ほかの人も関わっているんです」って、「自分のわがままじゃない」スタンスで交渉することもあります。

言うべきことはちゃんと言う。これが僕のモットーです。

「謝りすぎない」ことの大切さ

③謝りすぎないようにする

また、 「謝りすぎる」ことも得策ではありません。

ミスをしたら、ちゃんと謝るのは当たり前。でも、ミスをしているか分からないにもかかわらず、責められると謝ってしまう人がいます。

悪くないのに謝ってしまうことは、自分から「責められやすい環境」をつくることに繋がるので注意が必要です。

働きやすい環境を守るために、下手に出たり反射的に謝ったりするのはやめましょう。

④タスク出しをする

「タスク出し」 も大事です。

僕は、朝のうちにその日やらなければならないことをリストアップします。お酒を飲むのが好きなので、「これがすべて終わったらお酒が飲める!」と思いながら仕事をします。

コツは、どんなにしょぼいことでもリストに入れること。そうすることで、一つひとつの作業の達成感が上がり「自分ってエライ」と思えます。

タスク出しをすると、進捗が分かりやすい一方で「これ、全部やるの無理だぞ」と思うこともあります。そういうときは無理をせず、 「こんだけがんばって達成感がないのは意味分からん」 と思いましょう。