大相撲夏場所の新番付が発表され、50年ぶりに「琴櫻」が復活しました。

「琴櫻」を襲名したのは、佐渡ヶ嶽部屋の大関・琴ノ若です。30日朝に日本相撲協会が発表した夏場所の新番付で、西の大関に「琴櫻」の文字が記されました。
この四股名は、鳥取県倉吉市出身で昭和の大横綱だった祖父から受け継ぐもので、第53代横綱「琴櫻」が引退した1974年7月の名古屋場所以来、半世紀ぶりの復活です。
これまでの四股名「琴ノ若」は、師匠でもある父・佐渡ヶ嶽親方から受け継いだもので、来場所は遂に偉大な祖父の四股名で土俵に上がります。
50年ぶりに復活した「琴櫻」が登場する大相撲夏場所は、5月12日から東京・国技館ではじまります。