大型連休、シリーズでお伝えする近畿中四国の新スポット特集。
1回目の5月1日は鳥取から。
これまで観光客の少なかった鳥取砂丘西側のエリアにグランピングやキャンプなど家族で楽しめる新しい宿泊施設がオープンしました。
鳥取砂丘で楽しめるアクティビティとともに紹介します。

村上遥アナウンサー:
「雄大な景色が広がっています。鳥取砂丘です。実はここに新たに魅力的なスポットがオープンしたんです」

鳥取砂丘の西側エリアに新たに誕生した「ヤマタ鳥取砂丘ステイション」はグランピングができる「グランドーム砂優」、フリーサイトキャンプ場の「キャンプビレッジ砂育」そして「ゲストハウス砂縁」県と市が所有する3つの施設で構成されています。

村上遥アナウンサー:
「こちらは『砂優』にあるグランピングのドームテントです。中に入りますと。広いですね。そして窓も大きいですね。開放的な空間が広がっています」

6棟あるドームテントは高さ4.1m、直径7m、最新型のドームテントでシャワー、トイレ、冷蔵庫、冷暖房完備。
最大6人まで宿泊可能で、各棟に専用の食事スペースもあり、たとえ雨の日でも快適に過ごせます。

「キャンプビレッジ砂育」は約50のテントが設置できるフリーキャンプサイト。
予約しておけばキャンプ用品がレンタルでき、初心者でも安心して利用することができます。

管理棟を兼ねる「ゲストハウス砂縁」はドミトリールームや和室など15部屋あり定員は80人。

風呂や売店などがあり、料金は1人あたり2750円から。
利用しやすい価格になっています。

これまで砂丘の観光スポットは砂の美術館や、土産物店、レストランなどが東側に集中していて、西側を訪れる観光客はあまりいませんでした。

こうしたなか、2023年、西側エリアに情報発信施設の拠点となる「フィールドハウス」がオープン。
西側エリアの玄関口として観光スポットやアクティビティの紹介のほか、砂丘に生息する植物や動物も紹介しています。

さらに、2026年度、アメリカ大手マリオット・インターナショナルのリゾートホテルが開業を予定するなど開発が進んでいます。

滞在型の観光地としての新たな価値が生み出されつつあります。

村上遥アナウンサー:
「テントの中でのんびり過ごすのもいいんですが…。せっかくすぐ近くに鳥取砂丘がありますので、ここでしか味わえない体験をしたいと思います。ということで、サンドボード挑戦してみます」

約20メートルの高さから約30度の急斜面を専用のボードで滑り降ります。

村上遥アナウンサー:
「行きますよ。キャー。怖すぎて尻もちついちゃいました」

急斜面を海に向かって滑り降りるのはスリルもありますが、それ以上の爽快感も味わえます。
小さな子どもでも安心なソリも用意。
家族で楽しむことができます。

村上遥アナウンサー:
「お次に体験するのがセグウェイ。広大な砂丘を楽に回れちゃいます」

砂地でも走れるように極太のオフロードタイヤをつけたセグウェイ。
最高速度は20キロ。
砂丘の西側のエリアで全長6.5キロのコースを周遊します。

村上遥アナウンサー:
「気持ちいい」

林を抜けると目の前には砂丘の大パノラマが広がります。

国立公園内、しかも砂地でセグウェイ体験ができるのは全国でも鳥取砂丘だけ。
ここでしか経験できない景色と爽快感が魅力のアクティビティです。

村上遥アナウンサー:
「砂丘といえばラクダですよね。気楽に非日常を楽しむにはラクダ最高です」

砂丘を一望できるラクダの背中。
1周約5分、のんびり心地よい気分を味わえます。

村上遥アナウンサー:
「歩くのはゆっくりで横に揺れる感じはアトラクションぽくて楽しいです。目線が高いのでここから見える景色が素晴らしいです」

小さな子どもも安心して乗ることができます。

村上遥アナウンサー:
「いろいろ砂丘で楽しみまして、おなかが減りましたね。ということでグランピングで楽しめるお食事はバーベキューです」

1泊2食付きのプランでいただけるバーベキュー。
鳥取産の新鮮な野菜に海の幸、肉は大山ハーブ鶏に大山豚、さらに鳥取和牛。
日本海と大山の恵みを贅沢に味わえます。
自然の中でいただくバーベキューは格別。

村上遥アナウンサー:
「とろける〜。すごく柔らかくて噛めば噛むほど旨味が出てきました」

アルコールやソフトドリンクも飲み放題です。

村上遥アナウンサー:
「さあ、日も暮れて先ほどから雨も降ってきましたが、これはこれで幻想的ですよね。この夜の雰囲気も癒されます」

鳥取砂丘に誕生した新たな観光の拠点施設。
大自然を存分に味わえる数々のアクティビティとの相乗効果で、鳥取を代表する観光スポットがさらに進化しています。