2025年3月、倉吉市にオープンする鳥取県立美術館を多くの県民に活用してもらおうと施設を公開して利用説明会が開かれました。

倉吉市の鳥取県立美術館。
2025年3月30日にオープン予定です。

5月15日は、開館後、多くの県民に利用してもらおうと説明会が開かれました。
利用するときのイメージがつかみやすいよう、3月に完成したばかりの館内が公開され、担当者から作品展示の注意点や利用方法などについて美術館の担当者から説明を受けました。

運営担当者:
「ガンカッターの芯などは展示期間中セットで使っていただけるよう用意しています」

3階にある広さ1000平方メートルの企画展示室をはじめ、1階の県民ギャラリーや展望テラス、3階まで吹き抜けになった「ひろま」と呼ばれるフリースペースなどは一般での利用が可能だということです。

参加者:
「明るいですし入りやすい雰囲気なので展示やイベントもいいが通りがかった親子連れが利用できるようになればいい。子供向け(の企画)がやりたいです」
「これだけきれいでまだ新しいので子どもの撮影でちょっとどういう風なのがとれるかなと」

鳥取県立美術館運営担当・赤尾靖枝さん:
「美術館に対してこんな風に使いたいとかあんな風に使いたいとか、色々期待とかイメージを描いてくださっていると思いますので、こんな使い方ができるんだってところを皆さんに見ていただけるように一緒に作り上げていきたいなと思っております」

鳥取県立美術館のコンセプトは「みんなが、使える美術館。」。
こうした説明会は5月18日、19日にも開かれ、開館する2025年3月30日から9月末までの利用受け付けは5月21日から始まります。