境港と韓国・東海を結ぶ定期貨客船が8月3日から正式運航を始めます。
航路の再開は5年ぶりで、鳥取県は受け入れ準備を加速する方針です。

5年ぶりに復活する境港と韓国・東海を結ぶ定期貨客船は新たに韓国のトゥウォン商船が運航します。
2019年に休止されるまで使われていた貨客船「イースタンドリーム号」が再び使用されます。
週1回の運航で、境港には土曜日の午前9時に入港、翌日午後7時に出港するスケジュールで、復活後最初の便は8月3日に入港します。

これに先立って、5月26日に試験運航が行われ、運航の安全性や手続きを確認します。
試験運航には、鳥取県が交流を続ける韓国江原道の幹部や就航先の東海市の副市長など約40人が同乗、メディアや旅行会社の担当者を招き、鳥取県内の観光地の視察ツアーが開催されます。

鳥取側からも折り返しの便で経済界やサイクリング協会の関係者が訪韓、航路の利用促進をPRします。

中海、宍道湖、大山圏域の市長会が1回の運航につき100万円を支援するほか入港時のシャトルバス運行など受け入れ態勢の整備が今後加速します。