26日に千秋楽を迎えた大相撲・夏場所。鳥取県倉吉市にゆかりのある大関・琴櫻は、惜しくも初優勝はなりませんでした。地元から来場所こそはと期待の声です。

第53代横綱を務めた祖父の四股名を受け継いで初めて臨んだ夏場所。優勝争いに加わっていた大関・琴櫻は、前日に痛い一敗を喫し10勝4敗。いちるの望みをつないでの千秋楽を迎えました。
祖父で先代・琴櫻の故郷である倉吉市ではパブリックビューイングがあり、広田市長など約30人が結びの一番を見守りました。
この前の取り組みで小結・大の里が勝ち、目の前で優勝の瞬間を見せつけられた琴櫻。しかし気持ちを切らさず、豊昇龍との大関対決を制し、白星で夏場所を締めくくりました。
初優勝こそならなかったものの、集まった関係者は、2代目「琴櫻」として夏場所を盛り上げた活躍ぶりを称えました。

倉吉市・広田市長:
「準優勝」の成績を上げたということで、地力は十分、優勝に達している。来場所につながる成績を収められためられたのでしっかり市民と応援していきたい。
来月17日には、倉吉市で2代目「琴櫻」襲名と大関昇進を祝う祝賀会が開かれる予定で、地元では初優勝そして横綱昇進への期待が高まっています。