ゴールデンウィークに入り連日、各地は多くの人でにぎわっていますが…みなさんは何にいくら使うのでしょうか?明治安田の調査によりますと、2024年のGWにかける予算は2万9677円と去年から約1万円減。予算を減らした理由で1番多いのは「物価高の影響」また、海外旅行をする人も去年と比べて減っているそう。実情はどうなのでしょうか、取材しました。

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北陸新幹線の停車駅、富山駅で取材するとー。

神奈川県から帰省:
「帰省するだけで10万くらい。往復の新幹線とレンタカー借りたので」

埼玉県から観光:
「富山のチューリップフェアにはすごく行きたいと思ってずっと楽しみにしていました。5万円とかですかね。食事もあるので。そこは値段気にせず楽しみたいなと思います」

北海道・函館市から帰省:
「食べてばかりでした。(家族に)奮発してもらっています。1円も払っていません」

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学生アルバイト:
「バイトだね、バイト三昧。貯める!むしろ貯める!稼ぎ時かなと思って」

こちらの女性2人は「推し」に会いに行くそうで…

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東京へ:
「5〜6万使う予定です。グッズとかいろんな…あるんですよ、うふふ…」

富山駅に近く、外国人観光客から人気のスポット富岩運河環水公園で、取材すると、意外にも地元富山県の人が多く…。

自転車で散策していた男性:
「あまりお金は使わないです。使わずに楽しめることをやると」

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子どもとピクニック中の女性:
「天気がいいので」
記者:
「きょうは何食べられたんですか?」
子どもとピクニック中の女性:
「きょうは焼きそばとパンを。
 お金は使わないように」
記者:
「GWの予算はどれくらいで考えているんですか?」
子どもとピクニック中の女性:
「1万円です。富山が1番です」

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明治安田の調査によりますと、2024年のゴールデンウィークにかける予算は2万9677円と去年から約1万円減りました。予算を減らした理由で1番多いのは「物価高の影響」。また、海外旅行をする人も去年と比べて減っていて、円安も影響しているとみられています。

北海道へ行く人:
「ちょっといいホテルにしたので」
記者:「奮発した?」
北海道へ行く人:
「そうですね。海外とかちょっと行きたいけど
 高いですしね」


大阪府へ行く人:
「いつもよりは、お金かかりました。
 物価も高くなって」

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こちらの夫婦は、交通費を節約。ローカル線を乗り継いで岩手から富山にやってきました。

岩手県から来た夫婦:
「たぶん20万くらいだなあ。鉄道、ホテル。
 4泊5日ですから」
「ホタルイカ食べたいなと思って。
 ホタルイカ安いんじゃないの?今。
 無駄なくらいとれてるって言ってたけど
 結構高かったですよ」
「去年かおととしに京都に行ったんですけど、
 あの時はコロナの支援策あったから
 良いホテルを安く泊まれたので…。
 ホテルのランクでいえば、もうちょっと
 上のランクで京都に行ったので…」


目的地を近場に変更したり、宿泊先のグレードを下げたという人も。長引く円安や物価高で家計の負担が大きくなるなかでも皆さん、工夫しながらゴールデンウィークを楽しんでいるようでした。