8日朝、富山県南砺市の山中の市道で、76歳男性の遺体が見つかりました。近くには男性が運転していた軽トラックがありました。司法解剖の結果、死因は、多発性骨折による外傷性ショックとみられています。

遺体で見つかったのは、氷見市谷屋の看板製造業・新堂茂雄さん(76)です。

警察によりますと、8日午前6時40分ごろ、南砺市にある利賀村ダムから南西に約2.6キロ離れた、市道水無白川線で、近くを車で通りがかった人が路上に横たわる新堂さんを発見し、警察に通報しました。

警察や消防が駆け付けましたが、新堂さんはその場で死亡が確認されました。

着衣の乱れはなく、司法解剖の結果、死因は多発性骨折(左鎖骨、肋骨多数、腰部の骨折)による外傷性ショックとみられています。

現場は、砂利の坂道で、近くには新堂さん名義の軽トラックが見つかっています。

警察は、事件性は低く、軽トラックを運転していた新堂さんが何らかの原因で路上に転げ落ちたとみて、事故の原因を調べています。