能登半島地震の被害で全壊となった家屋が富山県内で3番目に多い小矢部市で、3日から公費解体が始まりました。
竹内ジーナ記者:「地震からおよそ半年たった小矢部市では公費解体が始まっていて、作業員たちが撤去作業にあたっています」
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「公費解体」とは被災した家屋の解体・撤去の費用を住民に代わって自治体が負担するもので、3日から小矢部市法楽寺で全壊となった納屋の「公費解体」が始まりました。
小矢部市では住宅と納屋などの非住家を合わせ半壊以上の建物が105棟と大きな被害を受けています。全壊家屋の数は県内で3番目の多さです。
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3日作業が始まった納屋は道路側に傾いていて、納屋の持ち主も歩行者が安全に通れるのか心配していました。
納屋の持ち主 中山誠一さん:「安心した。迷惑かけたくないから。ありがたく思ってます」
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小矢部市 土永達也さん:「まず一軒目着手ということで、今後円滑に進むように対応していきたいです」
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小矢部市はこれまでに公費解体の申請を53件受けつけていて、来年の3月末までに終わらせたいとしています。
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