米沢市で行われた米沢上杉まつりは、きょうフィナーレを迎え、戦国時代の戦いを再現した「川中島合戦」が勇壮に行われました。
米沢市で行われた米沢上杉まつりはきょう最終日を迎えました。
午前中は、上杉謙信を祀る上杉神社などの豪華な神輿が登場し、地元の子どもたちが元気な掛け声を上げ街を練り歩きました。
また、午後の「川中島合戦」を前に、市民や学生らが扮した甲冑姿の武者たち436人が出発式を行い勝どきを上げました。
松浦亜美 記者「こちらは上杉謙信擁する、上杉軍団の行列です。フィナーレとなる川中島合戦に向けて、いま出陣しました」
合戦が行われる松川河川敷に向かう行列の中には上杉謙信公の姿も。
上杉軍団行列の謙信公は、オーディションで決められていて、今年は、米沢市に住む天野由大さんが務めます。
訪れた人は「上杉謙信公など武将がみられてよかった」
訪れた人は「馬とか武将がいてかっこよかった」
そして、舞台は川中島合戦へ。
松浦亜美 記者「武田信玄役の角田信朗さんが登場しました。甲冑に身を包み勇ましい様相です」
上杉謙信と対峙する武田信玄役は、今回はじめて、空手家でタレントとしても活躍する角田信朗さんがつとめます。
武田信玄役 角田信朗さん「戦いの人生を歩んできた者として、戦ってこないと出せない凄みと、刃を交えた後に友情の芽生えるような、すがすがしい戦いに挑む気持ちを意識したい」
そして、いよいよ合戦が始まります。
川中島合戦は、戦国史上最大の激闘と言われる、上杉謙信と武田信玄の名勝負を再現したものです。今年は、上杉軍・武田軍合わせておよそ750人が激突しました。
そしてクライマックスは、上杉謙信が単身で馬に乗って武田軍の本陣に攻め入り、信玄に太刀を浴びせる「三太刀七太刀(みたち・ななたち)」のシーンです。
福島県から「ここで戦っている武将の方が、すごく迫力があって面白かったです!」
福島県から「外国人の参加者がすごく楽しそうで、見てるこっちも楽しくなりました!」
Q角田さんどうでしたか?
男性「かっこよかったです!」 女性「ダンディでした!」
親子(娘が神奈川から帰省)「(娘が)見たいと言っていたので。コロナ明けで5年ぶりに来ました」
子どもは(姉)「面白かった」 子どもは(妹)「かっこよかった」
会場にはおよそ3万人が詰めかけ、目の前で繰り広げられた戦国武将たちの名シーンに大いに盛り上がりました。
4月29日からのまつり全体では、16万8000人が訪れたということです。