今月16日に山形県鶴岡市で起きた土砂崩れについて、皆川市長は、原因のひとつに風化してもろくなった土に雨水が染み込んだことを挙げ、対策工事を行う方針を示しました。

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土砂崩れは、鶴岡市宝谷地内で起きたもので、市道をおよそ50メートルにわたって塞ぎました。道路は通行止めとなり、発生から6日が経ったおとといに規制が解除されました。

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皆川治市長は、土砂崩れの原因のひとつとして、土の風化が進み、地盤内の強度が不足していたところに雨水が浸透したことで斜面の土の重さが増したことが挙げられるとしました。

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市は、土砂崩れの復旧事業として6月補正予算で3500万円を計上し、浸透した水を速やかに排水するため、石を詰めた大型かごを設置する工事を行うほか、勾配をゆるくし、斜面を安定化させていくということです。

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鶴岡市 皆川治市長「山岳地帯を通っている市道が多く存在していて、豪雨が発生するといつどこで災害が発生するかなかなか予見が難しい。県・市・地元住民と連携をした点検や実態把握に努めていきたい」

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