きょう未明、山形県鶴岡市の沖合で漂っていた漁船の中で48歳の男性船長が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

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酒田海上保安部によりますと、きょう午前0時半ごろ、鶴岡市由良の沖合で、「漁船が漂っていて、ブリッジにはライトがついているものの、人の動きが感じられない」などと近くにいた漁船の乗組員から通報がありました。

県漁協が出航させた船が確認したところ、漁船は、1人乗りのはえ縄漁船、「龍神」で、船長で48歳の矢口進さんが船の中央甲板の上で倒れていたということです。

船は漁協の職員が酒田港まで運航し、待機していた救急隊員が矢口さんの死亡を確認しました。

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龍神は、きのう午前11時ごろに酒田港を出港し、はえ縄漁を行っていたということです。

船が見つかったのは、酒田港灯台からおよそ46キロ離れた場所で、当時の気象状況はくもり、北西の風5メートル、波の高さは0.5メートルでした。

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酒田海上保安部は、矢口さんが死亡したいきさつなどを調べています。