おむすびのおいしい作り方。おむすび日本一に選ばれた小学2年生に聞きました。

■8歳男児が作って“日本一”受賞

 日本を代表する国民食で、色んな味が楽しめるおむすび。その中でも、地元の食材を使った、ご当地おむすびの日本一を決める大会が行われました。

 宮崎県の郷土料理「冷や汁」をイメージしたおむすびや、大阪名物のタコ焼きをイメージしたおむすびまで、全国から集まったおむすびは884点。その頂点に立ったのが、こちらのおむすび。実はある「甘い食材」が使われていたんです。

40代の人
「ご飯に合うのかな?シャキシャキしてそう」

20代の人
「家でもできそうなので食べてみたい」

60代の人
「大人は思いつかないと思うので、子どもの柔軟な発想かな」

 これを作ったのは8歳の男の子、永岡皐くん。今回、本人に話を聞くことができました。

福島県小学2年生 永岡皐くん
「永岡皐です。小学2年生です。おにぎりとも合うのかなってすごく心配だったんですけど、作ってみて食べてみたらすごくおいしかった。投票を見た時に、なんか少なかったから、特別賞かなと思ったけど、その後、大賞になれてとてもうれしかったです」

 見事、大賞に選ばれたのは、福島県の小学2年生、料理が大好きな長岡皐くんが作った「ふくしまリンゴおむす美」。ご飯とリンゴは合うのでしょうか。

■“リンゴおむすび”作り方は?

 今回、皐くんを取材。実際に作ってもらいました。刻んだリンゴの身と皮を、塩、砂糖、しょうゆ、だしの素が入ったタレに漬け込み、リンゴにタレが染み込む間は、可愛い弟と遊びます。このリンゴおむすびは、弟と散歩中にリンゴの木を見て思いついたといいます。そして、カツオ節と白ごまを加えて、やさしく握れば、「リンゴおむす美」の完成です。

 甘じょっぱくて、リンゴのシャキシャキ感が合うんだそうです。

永岡皐くん
「ご飯がモチモチで、リンゴも甘みがあるし、作ったドレッシングの味もついてて、すごくおいしくできた」

 地元・福島のリンゴを皮まで余すことなく使ったおむすびをお母さんと一緒に考えて作ったといいます。

お母さん
「すごいじゃん!やった、おめでとう」

 大賞には50万円の賞金が贈られました。その使い道は…。

永岡皐くん
「最近おばあちゃんの車が壊れてきたので、それに少しだけでもいいからあげたいです。料理は皆の喜ぶ笑顔が見たいので続けていきたいです」