様々なものの値段が上がるなか、肉の値上がりも止まりません。牛肉に続き、家計の味方ともいわれる豚肉や鶏肉にも影響が出ていて、店や消費者からは悲鳴が上がっています。

■店主は苦悩「1カ月は耐えてみようかな」

スタ満そば
スタミナ満点らーめん すず鬼鈴木信介店主
「お待たせしました。スタ満そばです」

 具がたくさん乗ったボリューム満点のラーメン。1杯におよそ150グラムもの豚肉が使われています。


「広島から来ました。想像以上に具が多くて、麺食べ終わってもまだまだ具がいっぱい出てくるって感じですごくおいしかったです」
「具はニラとかお肉とか全部素材が大きめなので、すごくおいしかったです」

 しかし、今、店主を悩ませる事態が…。

悩ませる事態が…
鈴木店主
「僕が好きな庶民のラーメンっていうのが価格帯が上がると、僕の好きなラーメンではなくなっちゃうような感じがして寂しいです」
輸入豚肉の値上がり

 それが「輸入豚肉の値上がり」。納品書を見せてもらうと、以前の価格は1キロ820円でしたが、今は1020円に。

 円安が1番の原因だといいます。他にも背脂や肩ロースなども値上がりしていて、原材料費の月の支出が50万円ほど増えているというのです。そのため、900円だったラーメンは、4月から20円の値上げをせざるを得なくなりました。

 しかし、輸入豚肉の値上がりはまだ続くようで…。

スタミナ満点らーめん すず鬼 鈴木信介店主
鈴木店主
「今月末には少し上がるっていうことを言われているんで、ベストは1カ月くらいこっちが我慢して(値段を)上げたいですけど、6月の中旬くらい、耐えられたら1カ月は耐えてみようかな」
国産豚肉も値上がり傾向

 国産の豚肉も飼料代など生産コストが上がっているため、値上がり傾向にあります。


関連記事

テレ朝newsの他の記事もみる

あわせて読む

経済 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

経済 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

記事検索