「GENERATIONS」「EXILE」のメンバー、関口メンディー(33)が1日、都内で記者会見を開いた。
関口は4月30日、公式サイトで、6月25日をもってグループから卒業、所属事務所「LDH JAPAN」も退社し、フリーとして活動していくことを発表していた。
発表から一夜明けた会見には、「GENERATIONS」のメンバーとともに登場し、自身の言葉で卒業と退社をあらためて報告。メンバーやHIRO、ファンに感謝の思いを伝えた後、経緯を説明した。
2022年頃から卒業を意識し始め、今年に入ってから思いが固まったという。メンバーやHIROと何度も話し合いを重ね、決断に至った。
関口は「LDHという場所が家族であり実家のような場所になっていた。実家は兄がとても温かくて安全な場所。でも、いつからかこの場所に、居続けていいのかと思うようになった。僕はこの中で一番意志が弱いので、ここにずっといると、この環境に甘えてしまうんじゃないかと強く思うようになった」と、卒業に至った心境を吐露。「今こそ自分の足で立って、精いっぱい頑張っていくことが親孝行につながるんじゃないかと思った」と説明した。
続けて、「もう一つは家族のこと。僕は日本人の母とナイジェリア人の父の子で、アメリカ生まれ。両親は小1の頃に離婚していて母子家庭で育った」と生い立ちを告白。「小4の頃に“二分の一成人式”という学校行事で、母が手紙を読んでくれて『メンディーには日本と世界の架け橋になってほしい』って言った。その言葉が心にスッと入って、漠然とそういうふうに自分はなっていくんだろうなって思った」と振り返った。
その上で「世界のエンターテインメントの中で活躍できる人間になりたい。人生一度きり、挑戦してみたいという思いが強い。日本のみならず、世界で活躍できるエンターテイナーになったときに両親への恩返しになると信じている」と思いを語った。
今後については「何も決まっていない。アーティスト活動だったり、お芝居に関しては今までと変わらずやっていくので、その場所が少し広がっていくということ」とし、「今言えることは、“エンターテインメント王に、俺はなる!”ってこと」と人気漫画のフレーズを引き合いに笑わせた。
報道陣から“今の気持ちを表すなら?”と聞かれると、「世界でエンタメンディーーー!!!」とぶちあげた。