日本の映画史を彩ってきたキネマ旬報の永久保存版「キネマ旬報の100年」(キネマ旬報ムック)が今日27日、発売された。
同誌の創刊は1919年7月。100年を超えて続く映画雑誌は、日本国内にとどまらず、世界でも唯一無二だといわれている。映画が好きでたまらなかった学生がその一歩を踏み出し、その考えに共鳴した数々の評論家&映画人が、ともに歴史を紡いできた。
そんな彼らの映画に対する熱い思いや論考、映画作りへの情熱や挑戦、今ではなかなか読むことができない、偉大な映画人たちが残した過去の貴重な記事の数々を、当時のままに、その時代を感じることのできる形で再録した。
また、450点を超える歴代の表紙をカラーで振り返る圧巻のギャラリー、伝説ともいわれた人気連載の復刻に加え、あの名物編集長がいま語る「キネマ旬報」など、新たな記事も収録している。