俳優の山田裕貴(33)が2日、東京・羽田空港で行われたNetflixのアニメ映画「Ultraman: Rising」の大ヒットを記念した「ULTRAMAN TO THE WORLD HANEDA AIRPORT」プレスイベントに登場した。
同所では、夏の大型キャンペーンとして、羽田空港とウルトラマンブランド全体がコラボレーションする「ULTRAMAN TO THE WORLD HANEDA AIRPORT」を3日から8月31日まで開催。この日は、ウルトラマンの飛行像がお披露目された。
山田は、表の顔はプロ野球選手でありながら、ウルトラマンとして東京を怪獣から守り、さらには赤ちゃん怪獣の新米パパとしても奮闘する主人公サトウ・ケンの日本語吹き替えを担当。「子育てをしているウルトラマンというのはきっと初めてだと思います。怪獣の子どもと接する中で、敵味方ではなく子どもというものはどういうものなのか、自分もそういうことがあったなと思い返して、自分の成長にもつながりました」と役から学ぶことがあったという。
同作はヒーローものではあるが、家族の物語でもある。「大人から見ると、子どもは危なっかしい部分があるように見えるかもしれないですが、子どもの頃を思い返してみると案外大人に気を使っていた自分が確かにいて。子どもは思っている以上に親のことを考えているんだ、ということを忘れちゃいけないなと改めて思いましたし、自分がもし子どもを持ったらそういう目線を持ちたい」と話した。
実父は元プロ野球選手。「自分自身、プロ野球選手になるという夢がかなえられなかった身としては、実際に野球選手として活躍していた父は今思うと本当にかっこよかった」と尊敬の念を示していた。