国立病院機構・大牟田病院によりますと、介護士と看護師の合わせて5人の男性職員が体に障害がある男女11人の入院患者に対し、“虐待が疑われる行為”を繰り返していました。

 患者6人に対しては、入浴介助時に下半身を触るなどの性的な虐待行為も含まれていました。

国立病院機構・大牟田病院 川崎雅之院長
「虐待、あるいは虐待が疑われる行為があれば、職員が通報するのが通常だが、スムーズにいっていない可能性があったんだなと」

 職員5人のうち2人は、虐待行為と認定され、退職しています。判断が出ていない3人は、患者と接触しない形で、勤務を続けているということです。

(「グッド!モーニング」2024年5月3日放送分より)