■2日(木)は天気回復 北海道〜九州まで20℃前後

 1日(水)は西日本と東日本の広い範囲で雨が降りましたが、2日(木)は高気圧に覆われて天気が回復しています。北日本と日本海側を中心に目いっぱいの日差しが降り注ぎ、絶好の洗濯日和です。北海道から九州まで最高気温は20℃前後。青空のもとバーベキューなどを楽しみたくなる陽気ですが、空気が乾燥しますので火の取り扱いには注意してください。
 一方、沖縄では大気の不安定な状態が続いていて、激しい雷雨になる恐れがあります。

■GW後半は夏日続出 30℃を超える所も

 3日(金)以降は暖かい空気の流れ込みが強まり、全国的に季節外れの暑さが予想されています。特に、4日(土)と5日(日)は全国の観測地点の半数以上で25℃以上の夏日となり、場所によっては30℃を超える可能性があります。上空の暖気の予想をみると、晴れれば夏日になる目安のラインが5日(日)には北海道まで北上する見込みです。

 GW中ということもあり車で移動する機会も多くなると思いますが、停車中の車の中は気温が急激に上昇します。少しの時間なら…と子供を車の中で待たせることは大変危険です。絶対にやめるようにしてください。
 また、地面に近い所を歩く子供は大人よりも暑さを感じやすいです。こまめな水分補給を促すなど、いつも以上に体調を気にかける必要があります。

■GW最終日 6日(月)は西日本で大雨の恐れ

 5日(日)までは全国的に行楽日和が続きます。ただ、6日(月)になると西から天気が崩れる予想です。日本海を進む低気圧に向かって、非常に湿った空気が流れ込むため、西日本の太平洋側を中心に大雨となる恐れがあります。
 GW期間中、沖縄では度々激しい雷雨となっていますが、本州付近も季節外れの暑さにより、空気中に含まれる水分、雨雲の元がどんどん増えてきています。梅雨時のような激しい雨の降り方になる所もありそうですから、連休を利用して大雨への備えを見直す時間を作ってみてはいかがでしょうか。