■事件の話「パッと終わった」友人が潜伏の様子語る

事件後に佐々木容疑者と会っていた友人
「沖縄に潜伏していた時に、僕は一緒にいた。もちろん、指名手配中とは知らずに。国際通りに飲みに行ったり、ドライブをしたり、カフェに行ったりと普通の観光客のようなことをしていましたね」

先月、栃木県那須町で夫婦2人の焼けた遺体が見つかった事件。

逮捕された4人のうち、指示役とみられる佐々木光容疑者は事件後に沖縄へ逃走しましたが、友人は“潜伏生活”とはかけはなれた様子を見ていました。

友人
「ふつうに道の真ん中を歩いたり1人で観光したりしていたので。ちょっと信じられないですね。『首里城に1人で観光に行っている』とは連絡を取ったので…」
友人
「(Q.隠れるとかは?)全くないです。何ならずっと外にいるんじゃないか、というレベルだったので。全くでしたね」

“逃亡”というより、観光を楽しんでいたという佐々木容疑者。事件の話を聞いても、平然としていたそうです。

友人
「(Q.事件について聞いた際は?)『そんなこといちいち気にするやつだっけ?』と逆に聞かれて、『こっちは気にならないけど、自分はどうなの?』と話をして。『全く気になるわけないじゃん』と言われてパッと終わった」

ただ、沖縄での佐々木容疑者にこれまでとは違った印象を持ったといいます。

友人
「最新のもの(時計など)を使っていたり、ギラギラした服とかも着ていたので、もうかっているんだなという印象でしたね。金の指輪をつけていたりとか、すごかったです」

捜査関係者によると、指示役とされる佐々木容疑者は「自分の上にさらに指示役がいる」と話していて、警視庁はほかの人物の関与について捜査しています。