国民民主党の玉木代表は次の衆議院選挙を前に立憲民主党と基本的な政策の一致に向けた協議を進めていく考えを示しました。両党の連携につながるかが焦点です。

国民民主党 玉木代表
「完璧に100%一致しなくても、やっぱり大きな政策において、ある程度、方向性を一致させるということは、やっぱり選挙なり、その先の政権ということを考えた時には、やっぱりある程度、合わせなきゃいけないんじゃないかなと」

 玉木代表はこれまで憲法や安全保障、エネルギー問題などの基本政策が一致しなければ立憲民主党と「ともに政権を担うことは難しい」と主張していました。

 ただ、最近は立憲民主党の泉代表と政策の意見交換を行うなど両党が歩み寄りを見せています。

 泉代表も「お互いに胸襟を開いて話したい」として今後も継続して協議を行う予定です。

 一方で、4月に行われる衆議院・東京15区の補欠選挙ではそれぞれ別の候補者を応援するなど対応が分かれるため、次の衆議院選挙でもどこまで協力関係が進むかは不透明です。