自民党の派閥の裏金事件が発覚してから初めての国政選挙となった3つの衆議院補欠選挙は、立憲民主党がすべての議席を獲得、自民党は不戦敗も含めて全敗しました。

 島根1区では、立憲の亀井亜紀子(58)さんが自民党の錦織功政さんにおよそ2万5000票の差をつけ、当選しました。

 自民が敗れるのは小選挙区制度導入以降、初めてです。

当選した立憲民主党 亀井亜紀子氏
「新聞の紙面を見て改めて勝ったんだなという思いで、すっきりした気持ちで朝を迎えました。何か、やっぱりすごく大きなことが起きたんだなという雰囲気は感じました」

 また、9人で争われた東京15区は立憲の酒井菜摘(37)さんが当選しました。

 立憲と日本維新の会の野党対決となった長崎3区でも、立憲の山田勝彦(44)さんが当選しました。