アメリカ政府はイランがイスラエルへの攻撃で使用したドローンの製造に関わった個人や団体への制裁を発表しました。

 アメリカ財務省は18日、イランがイスラエルへの攻撃で使用したドローン「シャヘド」の製造に関わったなどとして、16の個人と2つの団体を制裁対象に加えたと発表しました。

 バイデン大統領は声明で、アメリカはイランによるミサイルやドローンを使った攻撃からイスラエルを守り、今回、新たな制裁を科すことでイランの責任を追及していくと強調し、イランの軍需産業の能力を低下させる制裁を継続するよう財務省に指示したと明らかにしました。

 また、G7(主要7カ国)を中心に同盟国や友好国と協調して、イランの軍事的な活動を制約するための追加的な制裁を打ち出すとしています。