イスラエルとハマスの間で行われている休戦交渉について、ハマス側が新たに文言の修正を求めていることが報じられました。何らかの進展があった可能性もあります。

 カタール系メディア「アルアラビ・アルジャディード」は1日、仲介するエジプト政府筋からの独自情報として、イスラエルの提示している「ガザ地区からの撤退」の文案に、ハマス側が「『完全な』撤退」とするなど文言の追加を求めていると報じました。

 イスラエルの代表団が先月30日にエジプトを短時間訪問し、すでにこの修正案を受け取ったとしています。

 ネタニヤフ内閣は、2日にもこの件について議論する場を持ち、ハマス側はその結果を待って最終的な回答を4日までに提示する見込みだということです。

 一方、アメリカメディアの報道によりますと、ブリンケン国務長官と会談したネタニヤフ首相は「ハマスとの戦争終結を含む合意は受け入れない」と伝えたということです。