アメリカ・フロリダ州で妊娠6週より後の中絶を禁止する法律が施行されました。

 フロリダ州では、これまで妊娠15週より後の中絶は違法としていましたが、1日から妊娠6週より後の中絶を禁止する法律が施行されました。

 妊娠6週では妊娠に気付かないことが多いため事実上、中絶の選択肢を奪うことになります。

 アメリカ南部では多くの州で中絶が禁止、または厳しく制限されています。

 人工中絶を巡る問題は大統領選挙の争点の一つになっていて、バイデン大統領はフロリダ州を批判し、中絶の権利擁護を訴え、女性票の取り込みを図っています。

 一方、トランプ前大統領は「中絶については州が決めることだ」と主張しています。