中国人民解放軍は、台湾周辺で2日目の軍事演習を開始したと発表しました。中国海警局とも連携して離島のパトロールを強化するとしています。

中国海警局 担当者
「今後も関連海域での法執行パトロールを強化し、常に厳戒態勢を維持し、いかなる不測の事態にも対応できる態勢を整え人々の信頼に応えていく」

 中国海警局は23日、人民解放軍と連携し、台湾が実効支配する離島の「烏丘嶼」「東引島」周辺海域で合同訓練を行いました。

 中国中央テレビのSNSは、2つの離島が大陸と経済的なつながりが強い金門島とは異なり「明らかに軍事色が濃い」と指摘していて、「台湾本島から来る補給船に対して日常的な法執行を行う可能性がある」と警告しています。