ロシア軍は23日、ウクライナ東部の都市ハルキウをミサイル攻撃し7人が死亡しました。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア領内への反撃を認めるよう訴えました。

 ロシア軍は23日、ハルキウにあるウクライナで最大級の印刷会社をミサイルで攻撃し、非常事態省によりますと、これまでに7人が死亡、21人が負傷しました。

 ウクライナ・メディアはハルキウ州全体への爆撃がこの日だけでおよそ15回に及んだと伝えています。

 この攻撃に対しゼレンスキー大統領は「彼らは生活の場を焼き尽くし破壊したいのだ」と非難しました。

 さらに、こうした攻撃を可能にしているのは「ウクライナの防衛に制限があるからだ」と述べ、ロシア領内のミサイル発射場所をウクライナが攻撃できない状況を終わらせるよう、支援する各国に訴えました。