日本サッカー協会(JFA)は29日、2024年度役員改選について発表した。

田嶋幸三会長が現在の任期満了で、来年3月に退任することが決定している中、次期会長の選挙が行われる。

JFA会長立候補者には、元日本代表DFでJFA専務理事の宮本恒靖氏(46)と、Jリーグチェアマン室特命担当オフィサーの鈴木徳昭氏(61)がいた。

正式に投票受けるためには、11月25日までに、47都道府県の代表(会長など)とJ1クラブの社長、女子プロリーグ、フットサル連盟やビーチ連盟、中高大学の各連盟など79団体で構成されている評議員から16人以上の推薦を獲得する必要があった中、宮本氏は規定の推薦を獲得。一方で、鈴木氏は満たすことができなかった。

これにより、次期会長候補は宮本氏のみに。12月24日に開催されるJFA臨時評議員会で評議員による投票が行われ、「会長予定者」として承認される必要がある。

なお、ここで承認された場合には、国内法に基づき、2024年3月に開催される定時評議員会で理事として選任され、同評議員会で選任された新理事による互選のプロセスを経なければならない。