今季終了後の動向を巡り、大いに注目されるレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督(42)だが、動かなさそうだ。

レバークーゼン指揮2年目のシャビ・アロンソ監督はその今季も佳境に差しかかるが、ここまでの公式戦38試合でいまだ負け知らず。ブンデスリーガではバイエルンを10ポイント差で抑え込み、初制覇に迫る。

そうした手腕は今季をもって監督交代が決定済みのリバプールとバイエルンの古巣勢を筆頭に他クラブの関心をも集めるが、イギリス『The Athletic』によると、レバークーゼン残留で決着する様相を呈しているという。

リバプールとバイエルンもシャビ・アロンソ監督の残留を見込み、すでにほかのターゲットを模索。リバプールに至っては以前から今夏のレバークーゼンを去る可能性が低いとの認識だったそうだ。

また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者もイギリス『タイムズ』のポール・ジョイス記者に呼応する形でもう1年の残留見通しを主張。近く最終決断が下され、発表に至るとのことだ。

リバプールはシャビ・アロンソ監督を待つつもりなく、スポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)も選択肢の1つとして内部で協議。一方のバイエルンの方はひとまず正式決定を待つ模様だ。

なお、シャビ・アロンソ監督とレバークーゼンの契約は2026年夏までだが、2025年に有効なリリース条項があるとみられる。