スペイン政府は、スペインサッカー連盟(RFEF)を監督する新たな委員会の委員長にビセンテ・デル・ボスケ氏(73)を任命したことを発表した。スペイン『マルカ』が伝えている。

ポルトガルとモロッコと共に2030年ワールドカップ(W杯)を共催するスペインは、先日に運営団体が新たな選挙を実施するまでRFEFを監督する特別委員会の設置を発表していた。

この動きは、昨年のFIFA女子W杯オーストラリア&ニュージーランド2023優勝後のピッチ上の表彰式で、スペイン女子代表FWジェニー・エルモソの口にキスしたルイス・ルビアレス前会長の解任や、ここ数カ月に及ぶ汚職スキャンダルの影響によるものだった。

今回、その特別委員会の委員長に任命されたデル・ボスケ氏は、現役時代にレアル・マドリー、スペイン代表で活躍。また、指導者としてはその古巣マドリーで2度のラ・リーガ、チャンピオンズリーグ制覇に導き、スペイン代表では2010年南アフリカW杯、ユーロ2012制覇に導いた名将として知られている。

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