ブンデスリーガ第32節、シュツットガルトvsバイエルンが4日に行われ、3-1でシュツットガルトが勝利した。シュツットガルトのDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気とDFチェイス・アンリはベンチ入りも出場しなかった。

前節レバークーゼンに後半追加タイム被弾で引き分けに持ち込まれたものの、出場枠の拡大が決まって15季ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場を確定させた3位シュツットガルト(勝ち点64)は、伊藤が[4-4-2]の左サイドバックでスタメンとなった。

一方、ケインのドッペルパックで前節フランクフルトに競り勝ち来季のCL出場権を確保した2位バイエルン(勝ち点69)は、4日前に行われたCL準決勝ではレアル・マドリー相手に引き分けに持ち込まれた。そのマドリー戦のスタメンから6選手を変更。ケインを最前線に2列目に右からテル、チュポ=モティング、ニャブリと据えた。

立ち上がりから押し込むシュツットガルトは10分、ヒューリッヒが枠内シュートを浴びせて牽制。17分にラファエル・ゲレイロが左足を負傷してゴレツカとの交代を強いられたバイエルンに対し、28分には伊藤のオーバーラップを起点にギラシーがボレーシュートで枠を捉えるも、ゴール前のダイアーにクリアされた。

それでも29分に押し切る。ウンダブの浮き球パスをボックス右のスペースで引き出したステルギウがシュートを蹴り込んだ。

しかし35分にバイエルンがPKを獲得。ボックス左で仕掛けたニャブリがアントンに倒された。このPKをケインが決め、バイエルンが1-1として前半を終えた。

迎えた後半開始3分、バイエルンに逆転の絶好機。しかしケインのスルーパスでディフェンスライン裏を取ったチュポ=モティングがGKと一対一となったものの、シュートは枠を捉えきれず決めきれない。

助かったシュツットガルトは50分にヒューリッヒがカットインから枠内シュートを浴びせると、続く61分にはボックス内に侵入したウンダブが枠内シュートを浴びせて牽制。

その後、サラゴサとサネを投入したバイエルンに対し、引き続きシュツットガルトが押し込むと終盤の83分に交代選手2人によって勝ち越し弾。サイラスの左サイドからのインスウィングクロスをファーサイドのチョン・ウヨンがヘッドで押し込んだ。

さらに追加タイムにサイラスがダメ押し弾を決めたシュツットガルトがバイエルンに勝利。2ポイント差に縮めている。

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