ブレンビーに所属するU-23日本代表MF鈴木唯人(22)に対し、シュツットガルトが強い関心を寄せているという。ドイツ『キッカー』が伝えた。

シュツットガルトは近年ブンデスリーガで残留争いを繰り広げていた中、今シーズンはシーズン序盤から好調を維持。残り2節で3位につけており、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を確保した。

日本代表DF伊藤洋輝やMF原口元気、U-23日本代表DFチェイス・アンリと日本人も3人在籍。昨シーズンまでは日本代表MF遠藤航が所属し、キャプテンを務め、過去にもFW岡崎慎司(シント=トロイデン)やDF酒井高徳(ヴィッセル神戸)らが所属するなど、日本人との関わりも深い。

一方で、来シーズンに向けて選手層には不安を持っており、その中で関心を寄せているのが鈴木とのこと。昨シーズンは後半戦をストラスブールで過ごした中、清水エスパルスに復帰したものの、今シーズンからブレンビーへと完全移籍。スーペルリーガで16試合5ゴール2アシスト、チャンピオンシップ・ラウンドで6試合3ゴール5アシストを記録。チームの攻撃を牽引している。

鈴木にはリバプールなどヨーロッパの多くのクラブが関心を持っている状況。さらに、契約は2027年6月まで残っており、1500〜2000万ユーロ(約25億円〜33億3000万ユーロ)の移籍金が予想されている。

今夏はパリ・オリンピックの出場も期待される鈴木。引く手数多の状態となりそうだが、どのクラブが射止めるのか。注目が止まらない。



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