インテルが元U-21フランス代表MFルシアン・アグメ(22)との契約を更新する見通しだが、手元に残す可能性は高くないようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。

インテル保有で今年1月からセビージャへレンタル移籍中の若手セントラルハーフ、アグメ。今季序盤戦はインテルで1試合4分間のプレーにとどまり、通算4度目の武者修行に出た。

セビージャ加入後はすぐに出場機会を貰い、2月中旬から1カ月ほど負傷離脱も、チームはアグメ復帰後のラ・リーガ5試合(先発3試合/途中出場2試合)で4勝1分けと好調。アグメは開幕から低迷してきたセビージャにおいて、派手さはなくとも良いインパクトとなっている。

そんなアグメ、セビージャへのレンタル移籍は、2025年6月までとなっているインテルとの契約が、2年間延長されることが事実上内定した上でのものだった模様。

インテルとしては、これまでレンタル移籍でたらい回しにしてきたアグメの売却を常時想定しているようだが、セビージャは買い取りオプションの満額支払いが難しいとも伝えられる。

ただ、すでに重要な戦力。インテルとの契約延長を把握してか、レンタル期間延長を模索し、まずはアグメ本人を説得中だそうだ。

その一方、セビージャでの活躍は他クラブの興味もひいてしまった模様。すでにインテルへ完全移籍を前提としたいくつかの照会依頼が届いているとされる。

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