パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、リーグ・アン第33節でトゥールーズと対戦し1-3で敗戦した。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでドルトムントに敗れ、悲願のCL優勝の可能性が消滅したPSGは、その試合のスタメンからムバッペ以外の10人を変更。3トップにバルコラ、アセンシオ、ムバッペを並べた[4-3-3]で試合に臨んだ。

すでに残留を決めている12位トゥールーズ(勝ち点40)に対し、PSGは8分に先制する。GKテナスのロングフィードからDFの裏へ抜け出したムバッペが飛び出していたGKをかわしゴール左にシュートを突き刺した。当初はムバッペのオフサイドと判定されたが、VARの介入で判定が覆って先制ゴールが認められた。

先制したPSGだったが、わずか5分で試合を振り出しに戻される。13分、左サイドをドリブルで持ち上がったムサ・ディアラのラストパスからゴールエリア左手前に抜け出したダリンガにダイレクトシュートを流し込まれた。

追いつかれたPSGは17分にもピンチ。ハイプレスから自陣でボールを失うと、ダリンガの落としを受けたアブクラルに決定機を許したが、シュートはGKテナスが好セーブで阻止した。

前半半ば以降は一進一退の展開の展開が続くなか、互いにアタッキングサードまでボールを運んだが、決定機を作るには至らず。前半は1-1で終了した。

迎えた後半、先にチャンスを作ったのはPSG。56分、右サイドでボールを受けたイ・ガンインのクロスをファーサイドに走り込んだアセンシオがワンバウンドしたボールを頭で合わせたが、シュートはわずかにゴール左に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びスコアを動かしたのトゥールーズだった。68分、スアソのパスをボックス左手前で受けたグボオにペナルティライン付近からコントロールショットをゴール右に決められた。

勝ち越しを許したPSGは、試合終了間際の95分にもショートコーナーの流れからマグリにネットを揺らされ、そのまま1-3でタイムアップ。PSGは昨年9月15日のニース戦以来となるシーズン2敗目を喫した。

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