県警本部長が電話詐欺への対策を徹底するよう訓示　新体制初の県下警察署長会議　山梨

警察署の署長らが集まった会議が開かれ、山梨県警の小柳津明本部長が、増加している電話詐欺への対策を徹底するよう訓示しました。

新体制になって初めてとなる県下警察署長会議には12の警察署の署長らが参加しました。

県警の小栁津明本部長は今年1月から3月末までの電話詐欺の被害がすでに17件、約4700万円に上り、2023年の同じ時期より増えていることや若い世代も被害に遭っていることに警鐘を鳴らしました。

山梨県警 小栁津明本部長：
「電話詐欺抑止装置の普及、電話を取っても騙されないためには関係事業者（金融機関やコンビニエンスストア）に引き続き協力を要請していただきたい」

また電話詐欺の実行犯などを募集する組織犯罪グループの実態解明と取り締まりを強化するよう求めました。