2024年4月29日、韓国・イーデイリーは「日本の観光名所・富士山がコンビニエンスストアの背後に見えることで有名になった絶景スポットに、マナー違反の観光客が押し寄せたため目隠しの幕が張られる予定だ」と伝えた。

記事は英紙ガーディアン、米CNNなど海外メディアの報道を引用し、「山梨県富士河口湖町にあるコンビニは、看板の上に富士山が屋根のように見えることで有名になり、写真を撮りに訪れる観光客が後を絶たない」「ごみのポイ捨てや交通ルール違反、無断駐車などマナー違反をする観光客も増えた」「町が警備員を配置し警告を行ってもマナー違反は頻発した」「コンビニに近い歯科医院に侵入し、屋上から写真を撮る観光客もいた」と経緯を説明。その結果、「観光客の無礼な行動に怒った当局が、富士山を隠す巨大な幕を設置することを決めた」と伝えている。

富士河口湖町の関係者は、海外メディアの取材に対し「ルールを守らない一部観光客が原因でこのようなことをせざるを得ないのは残念だが、状況が改善されるまで幕は設置する予定だ」と話しているという。

富士山撮影スポット

この記事に、韓国のネットユーザーからは「行ったことがある人は分かるはず。訪れる観光客の8割以上が韓国人だ」「ここに行ったことあるよ。往復1車線の道路沿いで、歩道も狭いのに人がすごく多くて、車や人の通行の邪魔になっていた。バスターミナルや鉄道駅の近くでアクセスしやすいから人が集まるんだろうな」「ここで写真を撮ってごみを捨ててる外国人の多くは韓国人だと思う。インスタにものすごくたくさん写真が上がってるよ。中国人の間にはまだあまり知られていない」「この町ではこの富士山の景観も珍しくない。あえてこのコンビニで写真を撮る必要もないはず。人が殺到しているから安全のためにもこういう措置を取ったんだろう」「外国に行くと、同じ韓国人であることを恥ずかしく思う場面に遭遇することが多いよ」「これだからアグリーコリアと言われる」など、韓国人が多いことを指摘し、反省を呼び掛ける声が多く寄せられている。

また「日本は自分たちの国をしっかり守るよね。韓国も見習うべきだ」「警察が取り締まりをすればいいじゃん。自然景観を写真に収めたいだけなのに、目隠しするなんて」「いっそ写真を撮るフォトゾーンを作って観光収入にしたら?」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)