すべての住宅に占める空き家の割合が山梨県は20.5%で前回調査から若干改善し、25年ぶりに全国ワーストを返上しました。

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空き家の調査は総務省が5年ごとに発表していて、県内の空き家の数は去年10月時点で8万7000戸で前回の調査より3000戸減少しました。

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全ての住宅に占める空き家の割合は20.5%で0.8ポイント改善しました。

空き家率の高さは和歌山と徳島に次ぐ全国3番目で、山梨県は1998年の調査以来25年ぶりに全国ワーストを返上しました。

山梨県 県土整備部 米山文人住宅対策室長:
「関係団体との協議会や所有者と民間企業とのマッチング事業など、これら1つ1つの小さな取り組みが空き家所有者などに届き、少しずつ数字に表れてきた結果だと思う」

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なお、全国の空き家の数はおよそ900万戸で、人口減少などを背景に過去最多を更新し、空き家の数が5年前より減少したのは山梨を含め大阪や神奈川など7の府県だけとなっています。