同僚の女性の遺体を河川敷に遺棄したとして、山梨県甲府市の男が逮捕された事件で、女性の死因が窒息死だったことが、捜査関係者への取材で、新たにわかりました。

甲府市の小棹将太容疑者は4月30日、職場の同僚の女性(40)の遺体を身延町の河川敷に遺棄した疑いで、逮捕・送検されています。

司法解剖の結果、女性の死因は窒息死だったことが、捜査関係者への取材でわかりました。

遺体は寝袋にくるまれた状態で見つかり、危害が加えられた痕があったということです。

小棹容疑者はストーカー行為をしていたとみられ、職場の防犯カメラには、遺体を遺棄したとされる4月30日、仕事を終えた女性を出入口で待つ様子や、建物から出る2人が映っていたということです。

その後、小棹容疑者が所属していた青年会議所から寝袋を持ち出し、身延町に向かったとみられています。

警察は、殺人容疑も視野に捜査する方針です。