■これまでのあらすじ
転園した保育園で、真奈実の娘・奈々は佑美という子と仲良くなる。しかし、佑美のママ・美香はいつも人より上に立とうとするきつい性格で、シンママの真奈実を何かと見下していた。
発表会の鼓笛隊の役割決めでもひと悶着起こるが、当日、子どもたちはみんな楽しそうにそれぞれの役を演じて大成功。その片付けの最中、真奈実は美香とその夫・忠夫と担任の先生の修羅場を目撃してしまう。忠夫と先生がその場を去ってふたりきりになると、美香が涙ながらに「私は頑張って結果を出す生き方しか知らない」と本心を明かしだした。それを聞いた真奈実は「3人の子どもたちを育ててきた時間は無駄ではなかったはず」と慰めるが…。





美香さんは、頑張れば努力できる才能がある人。でも、頑張ってもできない人もいるんです。
私には美香さんのような生き方はできません。たとえ、それがよかれと思って言ってくれていることであったとしても、押し付けられるのはつらい…。
家族が本当に壊れてしまう前に、お子さんたち、旦那さん、それぞれの考えを聞いてみてはどうかと…、私は美香さんにお話ししました。

だからといって、逃げに走った旦那さんの裏切りそのものは許さなくていいと思います! それも娘の担任の先生だなんて、あり得ません。
偉そうにいろいろ語ってしまいましたが、私の言葉が少しでも美香さんに届いたらいいな。

そして、数日後―。

※この漫画は実話を元に編集しています


原案:ウーマンエキサイト編集部、脚本:久保みのり、イラスト:かちこ
(ウーマンエキサイト編集部)