デビュー2周年を記念して、ことし4月に2ndデジタルシングル「IMMM」で約5か月ぶりにカムバックした「ILY:1」。これまでの清純な姿とは異なり、ガールクラッシュ全開の大胆なイメージチェンジを果たした彼女たちに新曲やグループについて語ってもらった。



1.まず、「ILY:1」というグループについて、簡単に紹介をお願いします!

<アラ>
「I」と「LY」の合成語で「1人(I)と6人の多彩な魅力を一つに集めてお見せする」という意味を持っています。
そして「ILY」は「I LOVE YOU」の略でもあります。


2. 今回の新曲「I MY ME MINE」発売おめでとうございます!新曲の紹介を簡単にお願いします!

<ナユ>
「I MY ME MINE」は私たちが普段、清純な姿をたくさんお見せしたとしたら、私たちの内面に潜在していたセレブとスターの姿をお見せしようという意味が込められています。


3.お互いが思うお互いの良い点を一つ教えてください。

<ナユ→ロナ>
ナユはロナのさっぱりしている性格が良いなと思います。ロナは本当にさっぱりしている性格で、隣にいる人の負担にならないようにしてくれて、楽にしてくれる長所があって、そのような姿にとても良いなと思います。

<ロナ→アラ>
あら!ありがとうございます。私が考えるアラの良いところはどんな人でも人が大好きで、エネルギッシュなので、性格を見習いたいです。なぜかというと私は本当にすぐエネルギーが無くなってしまって…。これは私の短所だと思っていて本当に直したいところです。
いつもアラを見るたびにエネルギーあふれているなと思っていて、うらやましいです。
そのようにエネルギーがあふれていて、人好きで、いつも元気なところが良いなと思います。

<アラ→リリカ>
ありがとうございます。私はリリの、いつも笑顔ではっきり言える能力?
私は結構、感情に振り回されるタイプじゃん。でもリリはそういうのは徹底的に分けていて、なんか上手くリードしていけるような?リリの感情にリリが振り回されない?そういうところがいつも見習わなきゃと思っています。

<リリカ→ハナ>
ありがとうございます。なんか全部内面だね。昔もこんな質問があったんですけど、昔だったら「長い脚がうらやましいです」と言っていたのに、長く一緒にいるから内面のことを言うようになりましたよね。
私はハナお姉さんの落ち着いた姿です。私はいつも先に心配して「どうしよう?どうしよう?」 となる性格だけど、ハナお姉さんはやってみないと分からないよ、先に心配すると元々持っていた能力までも見せられないということを教えてくれるので、そういう点を見習いたいです。

<ハナ→エルバ>
やっぱりエルバちゃんが末っ子でもあるから、なんか人懐っこい部分で誰の懐にでもひゅっと入り込める、そういう人懐っこいわんちゃんみたいな面があるので、私は長女なんですけど、そういうところがすごくいいなと思います。

<エルバ→ナユ>
ナユちゃんはやっぱりリーダーで、とても私たちをよく気遣ってくれるお姉さんです。
その細かい性格、話もすごく優しくしてくれて、いつもメンバーたちを可愛がってくれる、そういう部分を学びたいです。「あなたはここがとても良い」って言ってくれたりします。


4.「ILY:1」さんは韓国人2人、日本人2人、台湾人2人からなる多国籍グループですが、多国籍グループでいいところ、多国籍グループでできたエピソードを教えてください!

<ロナ>
韓国語、日本語、中国語、英語まで全部上手くできて、いろんな言語ができる長所があり、多くのファンたちとコミュニケーションできるということが一番大きな長所だと思います。

<リリカ>
エピソードは、デビューの最初のころはやっぱり言語が違うので、意思疎通が全員同じ国の子たちよりはちょっと難しい部分があったりしたんですけど、今はみんな韓国語の実力も伸びましたし、ずっと一緒にいるので言いたいことも、言う前にもうわかっているので、そこがやっぱり強みとか?エピソード?のうちの一つだと思います。


5.「ILY:1」の日本人メンバーのハナさんとリリカさんは2人とも関西出身ですが、他のメンバーの皆さんは日本語を勉強する時、ハナさんとリリカさんに教えてもらいますか?その時は自然に関西弁を習ったりもすると思いますが、記憶に残る関西弁があったら教えてください!

<アラ>
そうです。「めっちゃうま!」「めっちゃ美味しい!」など「めっちゃ」自体が方言ですよね?

<ナユ>
私も一個思い出したよ。本当に!ほんま!「本当に」を「ほんま」と。ほんま美味しい。

<ロナ>「うんまっ」。いつもハナお姉さんがこのように言います。

<ハナ>
でもやっぱり最初は基本を教えようと思って、なるべく関西弁は使わずに教えています。

<アラ>
それと「マック(東京)」「マクド(大阪)」というようにマクドナルドの呼び方が違うこと。

<リリカ>
そしてUSJ。イントネーションが違うようね。「ユニバ」の語尾が上がったり下がったりで違いますよね。


6.日本と韓国/台湾は同じアジアでありながらも違う文化を持っていますよね。日本と韓国の似ている点、違う点/日本と台湾の似ている点、違う点をそれぞれ一つずつ教えてください!

<アラ>
まずは違ったこと。どうしても韓国以外の他の国の文化には年上とか年下とかの呼称が、「オンニ」「オッパ」とかないじゃないですか。友(台湾では) 友達の名前を呼ぶように私よりハナお姉ちゃんがお姉ちゃんだけど、ハナって呼んだりするんですよ。韓国語は「オンニ」「オッパ」というのがあって、敬語というのがあって何かそういうことに対する違い? 最初は感じていましたが、今はそこまでは感じていません。

<リリカ>
日本語も敬語はありますが、でも年上の呼称というのはないですよね。

<アラ>
そして日本語にはきれいな言葉があるじゃないですか。「おしまい」「お水」「お団子」。こうやって「お」がつくきれいな言葉? そんな感じだと思う。

<エルバ>
でも台北にはそういう言葉が全くなくて、お母さん、お父さんにも、「おい!」とタメ口で呼ぶので、初めて韓国に来た時はちょっとそういうのが難しかったです。

<ロナ>
そうです。初めて韓国に来た時、台北では普通に「こんにちは」「ありがとう」と言えばいいのに、韓国に来て「アンニョンハセヨ」「カムサハムニダ」。日本に来たら「ありがとうございます」。何かだんだん言葉が長くなる感じでした。

<アラ>
私も最初は日本語の「ありがとう」が韓国語の「コマッスムニダ」で、「ありがとうございます」が「カムサハムニダ」だと思いました。でも「ありがとう」がタメ口で、「ありがとうございます」が「カムサハムニダ」ですよね。
韓国語は「コマッスムニダ」「カムサハムニダ」のどちらも同じ言葉で、同じ意味なんです。雰囲気が「コマッスムニダ」のほうが子どもたちが使う感じで、「カムサハムニダ」がもっと大人たちが使う感じなので、とにかく同じ敬語なんです。なので、そういう違いだと思ったんですけど、そうじゃなくてそれが不思議でした。

<ロナ>
中国語はみんなに全部「謝謝(シェイシェイ)」
誰にでも「謝謝」、この2文字で終わります。謝謝你〜(あなたに感謝します)

<エルバ>
あと、「です」、「イエヨ(韓国語のです・ます)」など、そういうものはなくただ「謝謝」。

<ハナ>
そういう部分以外はなんか結構似てるなと思うことが多くて、生活してる中でもそんなに驚くような文化の違いとかはなかったな。多分…。

<リリカ>
あ!でも韓国は情がすごい熱い国じゃないかと思ったのが、コンビニとかで「1+1(ワンプラスワン=1つ買えば1つおまけでついてくる)」があったり、日本にはないですよね。あと、食堂とか行ったらバンチャン?(おかず)を無料でくれたりするので、サービスでくれたりするのはすごく気に入りました。日本はやっぱり決まったものをするという文化で、それが悪いというのではないですけど、そこはやっぱ違うなと。どちらもいいですねという話です。


7. 今後、「ILY:1」が追求する方向性を教えてください。

<ナユ>
「ILY:1」の目標は、多くの全世界のファンの方々が私たちを知ることができるように、一生懸命に活動することが私たちの追求する方向性ではないかと思います。清純な姿もたくさんお見せしたし、これから変化した姿もたくさんお見せするので、「ILY:1」の名前のように、多彩な魅力をお見せできるグループになりたいです。



インタビュー中、終始和気あいあいとしながら、質問に1つ1つ丁寧に答えてくれた「ILY:1」。残りあとわずかとなった来日イベントもさらに盛り上がること間違いなしだろう。そして、これからどんな音楽と魅力を見せてくれるのか、「ILY:1」の今後の活動に期待したい。