赤色をベースに黄色の輝かしい太陽を描いた国旗を持つ北マケドニア。

その首都・スコピエは、国旗の通り晴天日が多い街として知られています。また、マザーテレサの出生地でもあり、彼女が見てきた風景を一目見ようと現在も世界中からの観光客が耐えません。

そんな北マケドニア・スコピエで訪ねたい訪ねたいスポット5選&グルメ3選を紹介していきます。

北マケドニア・スコピエの基本情報

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基本情報を知っておくと、旅行計画を立てやすくなるでしょう。

ぜひ北マケドニア・スコピエ旅行を充実させてくださいね。

直行便の有無

現時点では日本から北マケドニア・スコピエへの直行便はなく、ほとんどの路線がトランジット(経由)のある便となっています。

所要時間

日本から北マケドニア・スコピエへは乗り継ぎ便となり、乗り継ぎ地点にもよりますが、17時間前後かかります。

長時間のフライトの際は、こまめに水分補給して、ウォーキングなど軽めの運動で身体の調子を整えましょう。

どんなことを体験できる?

北マケドニア・スコピエでは、「歴史的建造物」「ノスタルジックな街並み」「教会・大聖堂巡り」を体験できます。

どんな人におすすめ?

歴史の流れを感じたい方、街歩きこそ旅の醍醐味だと思っている方、教会・大聖堂が好きな方におすすめします。

スコピエのおすすめスポット5選

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かつての占領国、トルコ(オスマン帝国)やギリシャの影響を強く受けている北マケドニア・スコピエ。

キリスト教とイスラム教の文化が織りなす街には、ユニークなスポットが点在しています。

そんなスコピエで特に訪ねてみたいスポットを5つピックアップしました。

Mother Theresa Memorial House(マザーテレサ記念館)

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Mother Theresa Memorial Houseは、スコピア生まれでノーベル平和賞受賞の慈善家・マザーテレサの記念館です。

記念館の前にはマザーテレサの像があり、記念撮影をしている観光客もいるので見つけやすいでしょう。また、 開館時間が9時から20時まで のため旅行計画も立てやすいですよ。

かつてマザーテレサが洗礼を受けた礼拝堂の跡地に、2009年に建てられました。建物は3階建てで、マザーテレサの幼少期の写真や私物、活動関連の資料などが年代順に展示されています。

3階にはスコピエの太陽が差し込むモダンなガラスの礼拝堂があり、キラキラと輝いて美しいので必見です。1階にはおみやげショップがあり、ブックマーカーなどのマザーテレサグッズも購入できます。

入場無料で世界的著名人・マザーテレサについて詳しく学べる ので、ぜひ訪ねてみてくださいね。

Museum of the City of Skopje(スコピエ博物館)

Museum of the City of Skopjeは、マケドニア広場からマケドニア通りを500メートルほど歩いたところにあります。

入場無料なので気軽に訪ねられるでしょう。1963年に発生した大地震で半壊した旧鉄道駅を利用して作られているため、どこか趣を感じられますよ。

紀元前3000年から現代までのスコピエの歴史をメインに展示されています。その中でもスコピエの街の大半が崩壊し、1,000人以上もの人々が亡くなった大地震関連の展示は非常にリアルで、 地震発生時の時刻「5:17」で止まった時計 などに胸を打たれます。

他にもスコピエから発掘された装身具やコイン、彫刻などが展示され、見ごたえたっぷりです。

Macedonian Orthodox Church of Saint Clement of Ohrid(聖クレメント教会)

Macedonian Orthodox Church of Saint Clement of Ohridは、マケドニア広場から徒歩10分のところにあります。

入場無料で見学や写真撮影もできる ため、教会・大聖堂巡りが好きな方もそうでない方も気軽に楽しめますよ。1972年建立と比較的新しく、教会の守護聖人・聖クレメントを祀っている教会です。

アーチがいくつも重なった美しく斬新なデザインで、内部ではキリストの生涯を描いたフレスコ画や聖書の出来事を描いた壁・イコノスタシスなどをじっくり鑑賞できます。

伝統的な教会とは一味違ったモダンテイストな教会で、スコピエの新しい観光スポットとして観光客からも地元民からも注目されています。

Skopje Fortress(スコピエ城塞跡)

Skopje Fortressは、かつて街のランドマーク的存在だったスコピエ城の要塞の跡地です。

現在は一部の城壁のみが残り、小高い丘の上にあるため、 スコピエの街を一望できる絶景 を眺められます。緑豊かな芝生もあり、のんびり過ごしている地元民の姿も見られますよ。

周辺では 新石器時代の集落の跡地 も発見され、現在も発掘調査が続いているようです。また、元々観光地として整備されていないため、スニーカーなど歩きやすい靴で訪ねることをおすすめします。

Mustafa Paša(ムスタファ パシナ ジャミーヤ)

Mustafa Pašaは、旧市街のバザール「スタラ・チャルシャ」から徒歩2分のところにあるモスクで、観光スポットとして人気があります。

スコピエがオスマン帝国に陥落した直後の1492年に建てられました。白をベースとしたシンプルで落ち着いた外観で、 マケドニアで1番美しいイスラム建築 とも言われています。

内部は一部に大地震でイスラム模様が崩れた部分がありますが、上品な雰囲気に圧倒されること間違いありません。見学は無料の不定期公開で、信者の礼拝以外や案内担当者がいる時のみ可能です。

スコピエのおすすめグルメ3選

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北マケドニア料理は、オスマン帝国やギリシャ、セルビアなどの影響を受けながらも独自の食文化を築いてきました。

豚ひき肉を使った「ムサカ」、「チェバプチチ」などの風味豊かな料理は、バルカン半島の蒸留酒「ラキヤ」とも相性抜群です。

魅力あふれる北マケドニア・スコピエのおすすめグルメ3選をピックアップしました。

Restaurant Skopski Merak(レストラン スコプスキー メラク)

Restaurant Skopski Merakは、街の中心地から北西方面にあるレストランです。店内は、木の温かみが感じられるウッド調メインで、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。

伝統的な北マケドニア料理を体験でき、ワインなどお酒の種類も豊富なため 「スコピエで最高のレストラン」 だと口コミでは大好評。牛肉と豚肉の野菜の煮込みなど、日本人の味覚に合う料理もあるのは嬉しいですよね。

もちろん観光客だけでなく、予約して訪ねる地元民も多く、人気ぶりが伺えます。予約必須ではありませんが、必ず訪ねたい場合は公式ホームページからの予約をおすすめします。

https://www.skopskimerak.mk/

Restaurant Kaj Pero(レストラン カイ ペロ)

Restaurant Kaj Peroも街の中心地から北西方面にあり、伝統的な北マケドニア料理を楽しめるレストランです。

カジュアルな小さいレストランですが客層がほぼ地元民なので、よりローカルな体験をしたい方に強くおすすめします。 リーズナブルな価格ながらも一品の量は多い ので、お腹を空かせて向かうとちょうど良いでしょう。

おすすめの豚肉をグリルした串焼きには、スタッフおすすめのピクルスを合わせるとさらにおいしくなるとのこと。公式ホームページは現時点ではないため、時間に余裕を持って訪ねると良いでしょう。

https://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g295110-d11655686-Reviews-Kaj_Pero-Skopje_Skopje_Region.html

Coffee & Cake Shop Zafir(コーヒー&ケーキショップ ザフィール)

Coffee & Cake Shop Zafirは、地元民の間でも評判の高いパティスリーです。

白をベースとした落ち着いた店内には、 アートのようなケーキが並んでまるで美術館のよう。 誕生日や結婚記念日などイベント用に注文していたケーキを受け取る地元民の姿もありますが、店内席やテラス席もあるので、コーヒーなどの飲み物とともに絶品のケーキをその場で味わえます。

元々は初代のパティシエ2人が友人たちの記念日向けにケーキを作っていましたが、口コミで評判が広まって遠方からもお客様が来るようになったそうです。地元民に愛されているケーキやクッキー、アイスクリームなどのスイーツを体験したい方は、ぜひ訪ねてみましょう。

https://zafir.com.mk/en/

スコピエ観光で会話の引き出しを増やそう!

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北マケドニア・スコピエで訪ねたいスポット5選&グルメ3選を紹介しました。

美しい建造物にもおいしいグルメにも恵まれていて、ヨーロッパ内ではメジャーな観光地ですが、日本ではまだそこまで話題に上がらないため、話のネタにもなりますよ。

ぜひスコピエ観光を通して、会話の引き出しを増やしましょう。

https://www.veltra.com/jp/europe/


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