【ニューヨーク=小林泰裕】19日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比211・02ドル高の3万7986・40ドルだった。値上がりは2営業日連続。

 19日に発表された決算が市場予想を上回ったクレジットカード大手アメリカン・エキスプレスや、金融大手JPモルガン・チェースなどの銘柄が値上がりした。ダウ平均は今月に入って約2000ドル値下がりしており、株を買い戻す動きも広がりやすかった。

 一方、これまで歴史的な株高を先導してきた半導体大手エヌビディア株が10%安と大幅に下落した。IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は319・49ポイント安の1万5282・01だった。米国の主要約500銘柄で構成するS&P500の終値は43・89ポイント安の4967・23だった。