長野県は29日、同県上田市の飲食店で提供されたキーマカレー弁当を食べた10歳未満〜70歳代の41人が、ウエルシュ菌による食中毒を発症したと発表した。入院した人はおらず、全員快方に向かっているという。

 県上田保健所によると、弁当は22日に調理・提供されたもので、患者らは下痢や腹痛を訴えた。その後の調査で、患者8人の便と弁当の残品二つからウエルシュ菌が検出された。

 同店は24日から営業を自粛している。同保健所は29日〜7月1日の3日間、食品衛生法に基づき営業停止処分とした。